2012.10.29

パーマの種類



こんにちは。TOCA武内めぐみです。


今日はパーマのお話です。


TOCAでは,一般的にコールドパーマと呼ばれるパーマ


そしてホット系パーマといわれるデジタルパーマ低温デジタルパーマ


そしてエアウェーブがあります。



髪は、大部分がタンパク質でできています。
タンパク質は、熱を加えることで形状が変わります。


分かりやすい例としてはタンパク質でできている
生卵が、熱を加えることで、温泉卵、半熟卵、ゆで卵になる様な事です。


デジタルパーマは、70℃以上の熱を使い、タンパク質の変性を利用する事で
コールドパーマでは表現しにくかったカール感の強いデザインも可能になりました。
電気コードを接続し、ロッド自体が熱くなります。
高温になればなるほど髪はタンパク変性をおこすので硬い手触りになります。


低温デジタルパーマは40〜60℃の熱を使います。
(このくらいの温度は熱に弱いキューティクルのダメージもさほど心配いりません。)


そしてエアウェーブは50℃の温風 (髪の表面は40℃)を使います。
タンパク変性もキューティクルへの熱によるダメージも影響も少ないです。
デジタルパーマのように電気ではなく温風でかけるので、
髪の根元からロッドを巻くことができます。
ショートヘアの方にもお試し頂けます。


しっかりくりっとハリのある巻き髪を求める方には、デジタルパーマが適していると思います。
低温デジタルパーマやエアウェーブは柔らかい質感に仕上がります。


タンパク質の変性が過度に起きるとデザインを変えること自体がとても難しくなります。
低温デジタルやエアウェーブは上手にかければ繰り返し施術することも可能です。

縮毛矯正もまた、タンパク質の変性を利用したものなので、
デザインを変えることでのダメージがでてしまうのもこのためです。


わたしはパーマの施術に絶対に外せない重要ポイントが3つあると思います。

1、デザインにあったカット
2、還元剤である1液の選び方、軟化時間


そして
3、パーマの種類


細かいことを言えばこれ以外も大切なことは山ほどありますが
お客様のダメージ具合、髪質、施術履歴は
その都度、変わります。その時々で一番最善な方法で
パーマデザインを提供したいです!

痛みきった髪では絶対に綺麗にかかりません!

普段のお手入れのしやすい
再現性のあるパーマデザイン.......


そしてとってもお客様自身に似合うパーマデザイン


そんなデザインがリンクした
パーマが理想ですね!!


TOCA 武内 めぐみ










TOCA(トーカ) 自由が丘
www.toca-hair.com