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2013.06.22
くせ毛にも色々な対処法!!ストレートか矯正か、ブローかアイロンか?!!TOCAにはハイブリッドがある!!
みなさんこんにちは。いよいよ湿気シーズンが本番を迎えましたね。
以前にスタイリストの武内が書きました「ストレートパーマ」に関するブログが大変好評でしたので、今回はもう少し掘り下げつつ
サイエンスな部分からのアプローチも入れて、その対処法につなげていきたいと思います。
まず、さきにも書きましたように日本人の約9〜8割はくせ毛といわれています。思ったよりも多いですよね?もちろん個人差があるので人によってはかなり弱いクセもあります。そう、中には自分がくせ毛であることに気づいていない!なんて人もいるはず!
そこでよくある質問が出てきます。
「私の髪に必要なのって縮毛矯正なの?それともストレートパーマ?」
はい、これです。皆さんこの両者の違いを単純に強弱だと思っていませんか???
4分の1正解です!! なんじゃそりゃ?といったところでしょうか。
ではいったい残りの4分の3はなんなのでしょう?
これを説明するうえで不可欠なのが「パーマの仕組みです」
パーマとは簡単に言えば、髪の毛の内部にある芯の部分に薬剤などの影響をあたえていったん切断した後、再び薬剤などをあたえて芯を結合させている現象です。
これをロッドに巻き付けながら行えば曲がりますし、伸ばしながらやればストレートになるわけです。
これをふまえた上で、まず矯正とストレートとでは「髪の芯を切断する薬」が違います。
これは単に強弱ではなく種類そのものが別物なのです。では、その種類による違いとは?
それは薬が行き着く髪の毛の芯の場所が違います。

髪の毛を一本の「カッパ巻」に例えるなら、パーマで曲がる髪の毛の芯とはズバリご飯の部分です。
キュウリじゃないんかい!とつっこみたくなりますが、ご飯です!!
そのご飯に対して「海苔に近い場所で切断作業を行うのがストレートパーマの薬!」
「キュウリに近い部分で切断作業をおこなうのが縮毛矯正の薬」と言えます。
ちなみに縮毛矯正の切断作業の方が時間とパワーを要するため、弱冠値がはります。
ではこの両者の使い分け方は? ネタバレがすぎるかもしれませんがお教えします。
めちゃめちゃ簡単に言ってしまうと「髪の毛が濡れた段階でクセが出ているか否か?」です。
実際の営業ではもっと色々な要因を加味したうえで吟味しますが、おおもとはこれです。
濡れた時にクセが緩みストレートに近い状態になればストレートパーマ、濡れていてもクセが強く出ていれば縮毛矯正となるわけです。

この方は強そうなくせ毛ですが、確か濡れると真っすぐだったかと。ってことは意外にもストレートのほうで済むかも!!
がしかし、2択とゆうのはあまりに枠が大きいものです。
ストレートの薬剤の中にももちろん強弱があり、縮毛矯正も同様ですがその中間はないのか??!!!
あると思います!!
そこで私TOCAのパーマおよびストレート、縮毛矯正責任者山田博士として提案していく対処法が
『ハイブリッドストレートパーマ(+インカラミトリートメント)』
ハイブリッドとは何かと何かを組み合わせる事!!
そう、ストレートパーマと縮毛矯正の良いとこどりです。これにより、カウンセリングをより丁寧に行いお客様のクセを細かく分類してその個人にあったオーダーメイドにしていくことができます。
ただし、やはり強い薬剤を使うことにはかわりないので最もパーマと相性のいいインカラミトリートメントを同時施術することをオススメします。これにより補修、保湿、さらに薬剤を届けたい場所に行かせる通り道ができて相乗効果になります。
必ず!と逆に言ってしまいたいくらいトリートメントは重要で、薬剤をつけるという行為に対してダメージ0とゆうことはないのです!!
やったほうがキレイに仕上がるのは保証します。
これぐらい説明してやっと4分の4でしょうか。
そしてもうひとつのよくある質問に
「クセ毛って家での対処法はあるの??」
これです。 あります!しかし、少しの努力とちゃんとしたアドバイスが必要です。
まず今回お話しした「濡らした時のくせの出方」...............これが重要になってきます。
濡らすとストレート気味になる方は、水素結合とゆう結合に起因するクセのある方である可能性が大きいと思われます。
水素結合とは字のごとく「水で切れる結合」を意味します。用は濡らしてブローする行為も水素結合を濡らす事でいったん切断、
乾かす事で結合、と簡易的なパーマを皆さんしているというわけです。
つまり、濡らすとストレート気味になる方はブローを頑張ればクセを伸ばすことが理論上可能!なわけです。
ただ、毎日やるにはめんどくさいとも思いますし、ブローには慣れとコツがいりますし、夏はブローがあつーーーーーい!!
乾かしたそばから汗で濡れちゃうなんてこともしばしば。
だったらどうする? アドバイスとしてはまず僕たちにブローのコツを聞く!これ本当に大事です。お客様それぞれに最適なブロー攻略法を担当者なら知ってて当たり前ですから!!聞いちゃいましょう。そして真似出来る範囲をやってみましょう、それでもキツい時は年1〜2回「ハイブリッドストレートパーマ」を部分的でもかまわないのでかけちゃいましょう!とくに梅雨から夏にかけてはヤリ時と言えます!!
では次に「濡れてもクセが強くのこりやすい」方の場合ですが、こちらは伸ばすことを考えるならストレートアイロンを使うのがもっとも有効になってきます。このタイプは美容師でもブローだけではなかなか手こずることが多いため一般の方でブローのみでの攻略はあまりお勧め出来ません。時間がかかったあげくあまり伸びないといった意見を聞く事がほとんどです。
でしたらストレートアイロンの出番です。物自体は何でもいいとゆうわけではありませんが、変に安くなくて温度設定がちゃんとできるものであれば大丈夫です。
温度設定やかけかたにもやはりコツはあるのでぼくらにジャンジャン聞いて下さい。
あとはこちらのタイプの方こそ「ハイブリッド」をかけてしまうことがベストと言えると思います。毎日アイロンで熱によるダメージをあたえてしまうよりも、一度ですまして、しかもトリートメントでダメージを抑える。こちらのほうが理にかなっていると思います。
さてみなさまこんな長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
途中で飽きられるだろうなぁとか思いつつ最後まで書ききってみました。
これが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
真面目すぎてすいません!!
どーも僕でした。
TOCA 山田やりすぎ